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『必要な道路は作ればいい…』 『後期高齢者医療制度は年寄りをバカにしているっ!』 『福田じゃダメだ…小泉さんの再登板を期待したい』 ひとつひとつを聞けば、それぞれもっともらしく聞こえるそんな意見も、3つまとめて一人の人間が語れば、それは支離滅裂な3つの妄言となる。 どこぞの県知事は、逼迫する県財政を抱えながら『土建化せんとならんっ』と県民の喝采を浴びながら“道路特定財源維持”の為に奔走する。 道路公団改革において、威勢の良い“改革派”の旗手を演じて見せたルポルタージュ作家は、オリンピック誘致ハコモノ利権へ邁進する都政の主席にちゃっかりと収まり、次期都知事のイスを着々と付け狙っている。 そして“あの時”財政再建の名の下に『30兆円以上の新規国債は発行しない』と啖呵を切り、その舌の根も乾かぬうちに、「(守れなくっても)大したことじゃない…」と笑顔で語ってみせた小泉純一郎を、87%を越える支持率でこの国は熱烈に支持した。純ちゃん、純ちゃんと諸手を挙げてその“劇場”に酔いしれたのは、今、後期高齢者医療制度に憤り、『年寄りに死ねというのかっ!』と目を血走らせているお年寄り達ではなかったのか?(ちなみに後期高齢者医療制度の導入を決めたのは小泉純一郎である) これ以上ムダな道路は作らないっ…改革実行!を叫んだ小泉純一郎が、暫定税率復活法案に今ちゃっかりと“賛成票”を投じる。TVでよく見る“自民党若手改革派…”と呼ばれるなじみの議員たちも同様である。そしてさらに、数日後には、今後10年間無条件に60兆円もの国民財産を、さらに膨大な借金を積み増しながらでも作り続ける…という法案に、たった数年前の出来事などまるでなかったかのように“賛同”しようとしているのだ。 それが現在の自民党なのだ…と僕は思う。 小泉さんの前から、僕はずっーと思ってきた。 でなければ、国・地方の借金がすでに800兆円を越えて、さらに毎年30兆円ずつそれを積み増しながら、道路だ、ダムだ、新幹線だ…などと呑気に言っていられる筈などない。年収500万円の家庭が、毎年800万円の支出を繰り返して、すでに8000万円もの借金を抱えている。そしてなお、酒や風俗に狂うがごとく、道路だ、ダムだ、新幹線だ…と自制無く浪費にかまけている…。一方では病に苦しむ老人を放置し、その老人たちの“年金”をかすめ取る官僚や族議員たちと裏で手を結びながら…である。 そしてそれを後押しし、未だ好き放題に権勢を振るわせているのが、僕達が“あの時”小泉純一郎に捧げた80%を超える支持であり、2/3を越える衆議院自民党・公明党議員の数なのだ。 一つだけ言っておきたい。 後期高齢者医療制度と道路は繋がっている。 道路を作ってきたが為に、或いは今後も作ってゆくが為に、財政はさらに逼迫し、福祉予算はカットされる運命にあるのだ。そして後期高齢者医療制度と道路特定財源は、僕達有権者の選択なのである。繋いだのは小泉純一郎である。僕たちは、小泉純一郎を介して、今のこの自民党の道路・医療政策を力強くバックアップしてきた。今になってそれを悔やんでみても仕方がないことなのだ。全て私達自身の選択による結果…なのだから。 『小泉純一郎、自民党は無責任だっ!』 と今になって泣き言を言う僕らこそ、未来のこの国や子供達にとって、有権者として無責任極まりない選択を繰り返してきたのだ。 そしてこれだけは覚えていて欲しい。道路を全て止めたからと言って、もはや財政が“黒字”になる訳ではない。これまでの莫大な借金の“利子”を返していかなければならない。今すぐ道路やダムや新幹線を0ベースで止めたところで、消費税を10%にした位では借金を返すどころか、財政は黒字にすらならない。そしてそればかりか、僕らが政府や官僚の意図によって未だ知らされる事のない“特別会計”というブラックホールが、大きな口を開けたまま、際限なくこの国の富を丸呑みにし続けているのだ。 この状態を、あと数年も続ければ財政は“破綻”する。 その時になって、やっと僕らも気づくのだろう。 ¥は紙くずになり、年金も保険も紙くずと化した銀行預金でさえも踏み倒される。そして食料自給率40%にも満たないこの国は飢餓に苦しみ、社会は瞬く間に無法化する…。そのリスクは深いところで着実に進行している。そして残念ながら僕自身は、もはや不可避であろう…と思っている。 汚い仕事は福田政権下でやり切っておいて、自公はいずれ“新たな顔”で解散総選挙に打って出るだろう。或いは来年の任期満了まで粘りきるのかも知れない。断末魔の狂行を2/3ですべてやり終えるために…。 時事通信社が今月発表した世論調査によると、次期首相に相応しい人物の第一位が小泉純一郎21.2%だったという。『自民党をぶっ壊す』と言った彼が本当にぶっ壊したのは政敵“経世会”であり、そして“日本”そのものであったことを、僕らはやがて知るだろう。そしてぶっ壊させたのは、僕達日本人である。その責任は、僕達一人ひとりがこれから背負って生きて行かなければならないのだ。 リアルタイム財政赤字カウンター 【人気ブログランキング…いつも応援のクリック心から感謝致しております】 ⇒⇒人気blogランキングへ |
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