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help リーダーに追加 RSS この国は狂っている

<<   作成日時 : 2008/09/30 16:25   >>

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米下院は29日、米政府による不良資産の買い取りを柱とした緊急経済安定化法案を否決した。否決を嫌気し株式相場は急落。ダウ平均の下げは一時600ドルを超え、ナスダックは7%強値下がりした。*ロイター

モラルも糞もない金融屋の尻拭いに、ありったけの国民の血税を投入しなければならない…。

これは言うまでもなく不条理である。そこには正義のカケラすらない。が、しかし、すでに危機は大きな口を開けて、その国民のささやかな幸福や安定、わずかばかりの富や補償までをも一息に飲み込もうとしている。世界を道連れにして…である。これに対応するより他に、もう手立てはないのだ。

日一日、刻一刻、危機は近づいている。74兆円はスズメの涙に過ぎないだろうが、少なくとも一時の時間稼ぎにはなった。追加の対策への猶予期間だけは得られるはずだった。本来なら速やかにこれは通すべきだったのだ。アメリカの“自由”が、アメリカの“傲慢”が、一時の享楽に世界を酔わせ、そして今アメリカの“正義”を盾に、その世界を地獄に引きずり落とそうとしている。

当然総額400兆円とも500兆円とも言われるアメリカ国債を抱えたこの日本も対岸の火事でなどいられない。この自民党政権の延命により総額1000兆円もの借金をすでに抱えながら、総額1500兆円とも言われるこの国の金融資産、要するに貯蓄の1/3がもうすぐ紙くずと化すかも知れないのだから…。もし事が起きればその瞬間に日本の貯金は実質的に消失する…。戦後の焼け野原から、先人達が60年心血を注いで築いてきた富が、今完全に失われてしまうかも知れないのだ。この深刻さを、日本の国民もそろそろ本気で理解し、覚悟しておくべきだ。

これを二度と起こさぬ為に世界基準の新たな、厳格な、金融に対する世界法を制定すると共に、この危機に全世界が連携して対応せねばならないだろう。そしてそれができてなお、確率的には50:50の綱渡りを、地雷を踏まぬよう息をそろえ、細心をもって渡っていかなければならないのだ…。

リーマン破綻を『ハチが刺した程度』の出来事と言いながら、支持率再生のための総裁選という卑しい茶番、事前の選挙運動に勤しんでいた自民党。これは新自由主義でも民主主義でも資本主義でもなく、ただ国民不在の政権至上主義、利権主義の成れの果て、断末魔の狂態である。…この国は狂っている。


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